 |
スタッドレスタイヤがあればタイヤチェーンは要らないと思われがちですが、実はそうではありません。
雪道に強いスタッドレスタイヤでも凍結された道路ではタイヤチェーンの方が威力を発揮します。
また、スタッドレスはタイヤ保管などの場所が必要ですが、タイヤチェーンなら季節が過ぎれば屋内にしまっておくことも容易です。
タイヤチェーンには大きく分けて金属製と非金属製の２タイプあり、金属製はその形状によってラダー型と亀甲型に、非金属製はラダー型とネット型に大別できます。
選択ポイントはグリップ性能、快適性、装着性、耐久性、価格の５点。この中から重視したいポイントをピックアップして選ぶといいでしょう。 |
 |
 |
|
|
 |
|
 |
 |
| ハシゴのような形をしたお馴染みのタイプで、安価で装着も比較的簡単ですが、原則としてタテ方向にしかグリップ力が発揮できず、振動や騒音も大きいので、最近はスタッドレスタイヤ装着車のエマージェンシー用という位置付けになっています。 |
|
|
 |
 |
| 振動や騒音が少なく雪のない場所でも快適に走ることができ、グリップ性能も亀甲型と同等レベルにありますが、丸く成型してあるため装着は難しい部類に入ります。価格も高価ですが、金属製に比べると圧倒的に耐久性があります。 |
|
|
 |
 |
| タテ方向・ヨコ方向ともにもっともバランスの取れたグリップ性能を発揮してくれますが、ラダー型に比べると価格が高めで取り付けもやや難しく、非金属製のネット型に比べると騒音や振動も多めになります。 |
|
